今回は、経膣分娩や帝王切開後の患者さんの身体を観察する際、使える英語の表現をご紹介します。
ちょっとした会話
まずは、部屋に入った時のちょっとした会話です。
部屋に入った瞬間にいきなり身体を観察するよりも、こんな一言があると患者さんとの距離もグッと縮まりますよね。
調子はどうですか? | How’s your feeling? |
眠れましたか? | Did you sleep well? |
痛みはいかがですか? | How’s your pain? |
食欲はありますか? | Do you have an appetite? |
あいづちの仕方も。
なるほど。 | I see. |
そうなんですか? | Really? |
ですよね。 | Right. |
それは良かった。 | That’s good. |
それは大変でしたね。 | That’s too bad. |
体勢を変えてほしい時
please をつけるだけで、丁寧な言い方になります。
横になってください(仰向けで)。 | Please lie down with your back. |
横になってください(横向きで)。 | Please lie down on your side. |
起き上がってください(横になった状態から)。 | Please get up. |
立ってください。 | Please stand up. |
座ってください。 | Please have a seat. |
〇〇をみせてください。= Let me check your 〇〇.
〇〇の中に下記の単語を入れるだけで、全部言えます!
特に一つのことについて聞きたい時は、「〇〇はいかがですか?」= How’s your 〇〇. と言えば通じます。
経膣・CS共通 | 血圧 | blood pressure |
体温 | temperature | |
子宮収縮 | contraction | |
会陰部(傷なし) | perineum(ペリネウン) | |
会陰部(縫合後) | stitches(スティッチズ ) | |
ナプキン | pad(ナプキンは通じない) | |
むくみ | edema(エデマ) | |
痔 | hemorrhoids(ヘモだけでも通じる) | |
CS | 腹部の傷 | wound(ウゥーンド) |
SpO2 | blood oxygen | |
肺音 | lung sound | |
腸蠕動音 | bowel sound |
いかがでしたか?
いくつかの言い回しさえ覚えれば、元々知っている言葉で会話ができると思いませんか?
外国人患者さんと関わる時の助けになればうれしいです。