英語しか話さない外国人患者さんと関わることになった時、様々な不安が頭の中に浮かんでくるのではないでしょうか。
英語・・・。ムリムリムリ!
自分の英語にうんざりされちゃっったらイヤだな。
英語で質問できたとしても、分からない英語でたくさん答えられちゃったらどうしよう。
今回は、外国人患者さんに英語で関わる時、怖さや引け目を感じなくて良い理由をお伝えします。
ネイティブでない人がほとんど
世界の人口は約70億人。
そのうち英語を話す人口は約20億人。
全人口の約30%が英語を話すと言われています。
そのうち英語を母国語とする人(ネイティブ・スピーカー)はどれくらいいると思いますか?
答えは、約4億人、20%です。
そう、残りの80%は、英語を第2・3言語とするノン・ネイティブ・スピーカーです。
ほとんどの人が、英語を母国語としない人なんです。
それを知ると、少し肩の力を抜いて構えすぎずに英語でコミュニケーションがとれる気がしませんか?
間違えて良い、完璧でなくて良い
ノン・ネイティブ・スピーカーの発音は、みんなバラバラで、なまりがあって当たり前。
シンプルな言葉で十分コミュニケーションが取れますし、かっこいい単語や莫大なボキャブラリーは必要ありません。
また、ネイティブ・スピーカーだって、100%完璧な英語は求めていません。
英語は、あくまでコミュニケーションのツールというだけで、英語を話すこと自体が目的ではないからです。
ですので、間違えを怖がらずに、完璧でなくても英語をどんどん使って、患者さんのケアをしてみましょう。
今日からできること
☑️間違えても良いと思うこと
☑️怖がらずに英語を話すこと
☑️すでに知っている言葉でコミュニケーションをとること
ぜひ実践してみてください。